蒲原→由比　6.2km: おいしい生活

2011年03月28日

蒲原→由比　6.2km

大震災の後、静岡にも地震があり、計画停電も実行されている中、
東海道を歩いて来ました。出発ギリギリまで計画を見直そうか…
と思いましたが、そうすることが静岡のホテルやレストランにも
迷惑なのかなぁ…と悩みながら出発。幸か不幸か富士川を渡って
中部電力エリアに入っていたので（電車の本数は減り気味でした
が）、影響は少なくて済みました。

JR新蒲原駅です。お天気もよく、駅から富士山が見えました。

東海道へ戻って、旅籠「和泉屋」の建物はお休み処として使用さ
れています。

明治の建物の「磯部家」。手作りガラスと総ケヤキ造りが特徴。

正八幡神社。このあたりから津波避けか、神社は大変な数の階段
がある山の上にあります。

大正時代の洋館、旧五十嵐歯科医院。

志田邸。どこも公開されていますが、先を急ぐので内部見学はパ
スです。

蒲原のマニアックフード「イルカのすまし」。チャレンジはしま
せんでしたが、イルカのヒレや皮をゆで、脂肪分を加工したもの
のようです。別名「蒲原ガム」。

由比にやって来ました。由比の本陣は、本陣公園として整備され
ています。広〜い敷地です。

中には「東海道広重美術館」があったので、入ってみることにし
ました。

ちょうど「江戸の東海道と大正昭和の東海道-錦絵と新版画の競演」
という展示があり、学芸員さんが説明して下さる時間帯に当たり
ました。それがあったからよかったけど、美術館としては展示品
が少な過ぎますねぇ。せめて五十三次全部のレプリカがあるとか、
何か工夫がないと経営的に大変な気がしました。

由比本陣の前には「正雪紺屋」。由井正雪さんの生まれた家です。