木造船みずきで船参宮3 伊勢河原商人館 三重

さて二軒茶屋でお餅を食べて、また船に乗ります。しばらく行くと、
河原に到着。星出館の方へ戻って来たわけです。
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伊勢河原商人館です。
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近くにはいくつも蔵があって、中にはお店が入っています。
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内部に入ると、まず館長さん?が丁寧に説明をして下さいます。
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箱階段。
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内蔵の中の資料館。
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伊勢の家の玄関に飾られた、締め飾りの種類は3つぐらい。
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ここは江戸中期に創業した「小川酒店」という酒問屋を、市が整備
したものです。
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明治になって、Sサイダーというサイダーも作っていました。
マークはその時の当主、三左衛門のSと小川家の家紋「違い鷹の羽」
を図案化したもので、Sに×です。
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この家の瓦の門に×が書いてあるのは、そういう理由です。
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これがサイダー検査室。
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他の蔵では、この日落語も演じられるとか。
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裏手に回ると、この汚いドブのような川が本来の勢田川で、直接蔵に船を着け、
荷物をどんどん入れたようです。
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船が神社港に戻ったのは、2時間15分後。本当に楽しい旅でした。
船が着くと、神社みなとまち館の方が来て「是非見て行ってくれ」とお願いさ
れます。実はこの方、船に乗る前にも走って来て誘ってくれました。
ついて行ってみると、建物の中には古い船の道具とか、古い雑誌とかが飾って
あります。3階まで案内して、もう閉鎖してしまった旅館とかも上から見せて
くれました。

「寂れた寂れた港を頑張って復活させようとしている」…とお話してくれまし
たが、その一生懸命さに心を打たれます。大阪で町おこしなんて誰も必死にや
ってないから、びっくりするわけです。でもその頑張りが、どうもうまく機能
していないようで、手法の検証が必要な気がしました。少しの努力で、派手に
できる方法もあるような気がしますが…。

この記事へのコメント

2012年12月27日 08:28
長旅、お疲れさん^^

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