ラス・ベンタス闘牛場 マドリード おいしいスペイン旅行記 2日目
ボティンから帰って、あまりの疲れにホテルで爆睡してしまった二人。
夕方からは、ベンタスに闘牛を観に行くことにしてました。
目が覚めてフッと日本でネットで予約した資料を見ると「ONLY FROM 9:30 TO 15:00」
の文字が…。あれ、今16:00だよ…。まずい? あわてて闘牛場に向かいます。
まず地下鉄の乗り方で、トラブル。ボタンがたくさんあって、わかりません。
ああでもない、こうでもないと話していると、カップルが近寄って来て、親切に教えてくれ
ました。スペイン人、困っていると割と寄って来て話してくれます。でも悪い人もいるかも
しれないので、注意は必要ですよ。
無事切符を買って地下鉄に乗り、闘牛場へ。
しかし、ここでチケット引換場所がわからない。資料に大きく→が書いてあって、牛のマー
クが記されているから、私が「ここじゃない?」と言うと「いや、これはこのマークを拡大
するとこういう牛だよってことなのでは?」。意見が分かれます。
結局あちこちの入口で聞いて、たらい回しにされ(笑)、最初の私の言った場所が合ってま
した。エッヘン!(いやいや時間が迫っている、チケット受け取らないと)。
チケット交換売り場、結構遠いです。そしてわかりにくい…。闘牛場の外周の道を進んで探
していると、遠くで手を振っているおじ様方が…。これは呼んでもらわないと、入口が小さ
くてわからないなぁ。受付では取りに来た人をチェックしていて、チェックがないのは私た
ちだけでしたw。危な〜〜〜い。
会場の席は石造りなので、一般的には座布団を借ります。本当は1.2ユーロらしいですが、
配布のおじさんの手間賃が入っているようで1個1.5ユーロでした。
さて試合?が始まりました。闘牛シーズンだったこの日は、観客も多く、闘牛士のレベルも
高かったようです。
この方たちは、助手。最初に牛の相手をして、マタドールに性格を判断させたり牛を疲れさ
せ、後は牛の誘導や危険な時助ける係です。
牛さん登場。
助手の布さばき。うまい布さばきには、会場も声援を送ります。追いかけられると、待避所
に避難します。あわてて早く逃げると、馬鹿にされるようです。
次はピカドール。槍で牛の背中を刺します。
昔はピカドールの乗る馬に防具は何もなく、牛にやられて絶命する馬も数多かったそうです。
よく怯えずにおとなしく、ピカドールの命令に従うなぁと感心します。
この牛さんは荒い気性で、馬さん倒れそうになりました。
ここでかなり牛さんが流血するので、「おっ、残酷。これって鯨やイルカの漁をするより、
絶対ひどい動物虐待やなぁ。」と思いました。実際動物愛護団体からの抗議で、年々開催す
る都市は減っているそうです。
次に来るのが、バンデリジェーロ。この人は布を持たず歩いて牛に近づき、牛の背中に2本
の銛を刺します。これは一度で2本同時に刺さるとよいようで、失敗するとブーイング。
最後にマタドールが出て来て、牛をかわしながらトドメを刺します。
これが非常に難しくて、5回分見たのですが、完璧だったのは1人だけでした。
うまくいくと牛さんは即死します。闘牛士は会場を一周し、それに観客は応えて白いハンカ
チを振り、帽子やシャツを投げてマタドールに投げ返してもらいます。縁起物なのかな。
マタドールが下手だと、牛さんはとっても苦しむことになります。これは本当にひどい。
何度も何度も急所を刺されて、絶命します。会場は盛り下がるばかり。
最後はどの牛も、馬に引かれて退場します。
考えていたのとはかなり違って、虐待感が大きかったです。
スペインの文化だ、牛肉を食べるのと一緒だと納得しようとするのですが、よい気持ちには
ならないですねぇ。マタドールの勇気を試すためにだったら、他の方法もあるような…。
でもどんなものか知ることができたのは、よかったです。知らないでものを言うのはいけま
せんから…。
夕方からは、ベンタスに闘牛を観に行くことにしてました。
目が覚めてフッと日本でネットで予約した資料を見ると「ONLY FROM 9:30 TO 15:00」
の文字が…。あれ、今16:00だよ…。まずい? あわてて闘牛場に向かいます。
まず地下鉄の乗り方で、トラブル。ボタンがたくさんあって、わかりません。
ああでもない、こうでもないと話していると、カップルが近寄って来て、親切に教えてくれ
ました。スペイン人、困っていると割と寄って来て話してくれます。でも悪い人もいるかも
しれないので、注意は必要ですよ。
無事切符を買って地下鉄に乗り、闘牛場へ。
しかし、ここでチケット引換場所がわからない。資料に大きく→が書いてあって、牛のマー
クが記されているから、私が「ここじゃない?」と言うと「いや、これはこのマークを拡大
するとこういう牛だよってことなのでは?」。意見が分かれます。
結局あちこちの入口で聞いて、たらい回しにされ(笑)、最初の私の言った場所が合ってま
した。エッヘン!(いやいや時間が迫っている、チケット受け取らないと)。
チケット交換売り場、結構遠いです。そしてわかりにくい…。闘牛場の外周の道を進んで探
していると、遠くで手を振っているおじ様方が…。これは呼んでもらわないと、入口が小さ
くてわからないなぁ。受付では取りに来た人をチェックしていて、チェックがないのは私た
ちだけでしたw。危な〜〜〜い。
会場の席は石造りなので、一般的には座布団を借ります。本当は1.2ユーロらしいですが、
配布のおじさんの手間賃が入っているようで1個1.5ユーロでした。
さて試合?が始まりました。闘牛シーズンだったこの日は、観客も多く、闘牛士のレベルも
高かったようです。
この方たちは、助手。最初に牛の相手をして、マタドールに性格を判断させたり牛を疲れさ
せ、後は牛の誘導や危険な時助ける係です。
牛さん登場。
助手の布さばき。うまい布さばきには、会場も声援を送ります。追いかけられると、待避所
に避難します。あわてて早く逃げると、馬鹿にされるようです。
次はピカドール。槍で牛の背中を刺します。
昔はピカドールの乗る馬に防具は何もなく、牛にやられて絶命する馬も数多かったそうです。
よく怯えずにおとなしく、ピカドールの命令に従うなぁと感心します。
この牛さんは荒い気性で、馬さん倒れそうになりました。
ここでかなり牛さんが流血するので、「おっ、残酷。これって鯨やイルカの漁をするより、
絶対ひどい動物虐待やなぁ。」と思いました。実際動物愛護団体からの抗議で、年々開催す
る都市は減っているそうです。
次に来るのが、バンデリジェーロ。この人は布を持たず歩いて牛に近づき、牛の背中に2本
の銛を刺します。これは一度で2本同時に刺さるとよいようで、失敗するとブーイング。
最後にマタドールが出て来て、牛をかわしながらトドメを刺します。
これが非常に難しくて、5回分見たのですが、完璧だったのは1人だけでした。
うまくいくと牛さんは即死します。闘牛士は会場を一周し、それに観客は応えて白いハンカ
チを振り、帽子やシャツを投げてマタドールに投げ返してもらいます。縁起物なのかな。
マタドールが下手だと、牛さんはとっても苦しむことになります。これは本当にひどい。
何度も何度も急所を刺されて、絶命します。会場は盛り下がるばかり。
最後はどの牛も、馬に引かれて退場します。
考えていたのとはかなり違って、虐待感が大きかったです。
スペインの文化だ、牛肉を食べるのと一緒だと納得しようとするのですが、よい気持ちには
ならないですねぇ。マタドールの勇気を試すためにだったら、他の方法もあるような…。
でもどんなものか知ることができたのは、よかったです。知らないでものを言うのはいけま
せんから…。
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