小浜→(日笠) 8.8km
鯖街道の起点は、鯖街道ミュージアムです。
資料があるのかと覗いてみましたが展示物はほぼなく、
いきなり受付から年配の男性が登場し、鯖街道の説明を始めました。
ビデオがあるとかだとよいのに、説明だけをずっと聞くのはつらい…。
しかも椅子は2つしかない…w。
そしてこの前に立ち、背負子とすげ笠の格好で鯖を持って記念写真を撮る羽目になりましたw。
立派な建物を建てているのに、中身がないのは淋しいですね。
マンホールといい、小浜は適当というか、安上がりなのでしょうか。
気を取り直して、歩きます。
やがて「まちの駅・旭座」の前を通ります。福井の恐竜博士がお出迎え。
明治期に建てられた芝居小屋「旭座」。
ちょこちょこ見かけるこの猫は、ななちゃんと言うそうです。
杉田玄白は小浜藩の藩医だったようで、知らないこといっぱいですね。
老舗のお酢屋さん。
ここは、今晩泊まる町家の姉妹店です。
自然石の常夜灯。
熊野神社。
「新幹線小浜京都ルートで大阪へ」とあります。無理そう…。
この付近のお地蔵様は、お顔をきれいに化粧しています。
「化粧地蔵」というそうですが、変わった風習ですね。ドキッとします。
お祭りの絵?
遠敷 池田会館とあります。
この一帯は「遠敷(おにゅう)」という場所で、街道で賑わった町のようです。
そして小浜には「会館」という建物がたくさんあります。
自治会のコミュニティセンターみたいなものでしょうか?
太鼓の収納場所でしょうか。
街道松。付近に見当たりませんでした。
このこんもりした小山は…、
古墳のようです。下船塚古墳。
上中町のマンホール。
ここで雨の勢いが激しくなったので、街道を離れてバス停へ向かいます。
日笠のバス停に到着。
「松木長操遺跡」って何だろう…。
大豆年貢が増えて苦しむ農民の代表として、嘆願書を出した名主の方みたいです。
名主さんたちは何度も嘆願したために皆拷問を受けますが、長操は獄中でもそれに耐え引き下げを求め続けます。ついに藩が折れますが、長操は磔にされたそうです。28才でした。
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