ザ・クラウン カモ狩り、国王崩御、ウィンザー家、神の御業、板挟み、スキャンダル、知識は力なり、誇りと喜び、暗殺者たち、栄光の女王

今更ですが、「ザ・クラウン」を観てみました。最近Netflixも、目新しさがないので…。

「カモ狩り」「国王崩御」。
若きエリザベス王女は、周囲の反対を押してフィリップ王子と結婚します。同じ頃国王ジョージ6世の体調は悪化し、肺ガンの宣告を受けて苦悶します。国王はフィリップ王子をカモ狩りに誘い、エリザベスを徹底的に守りサポートすることを誓わせます。チャーチルは2度目の首相就任を果たし、王室にも発言力を増していきます。
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エリザベス役のクレア・フォイ、フィリップ殿下役のマット・スミスとも、ご本人たちにそっくりですね。びっくりします。
何だか赤裸々な描写もありそうで、よく王室がドラマ化を許したなぁと思いました。そしてマット・スミス、王配役多いですね。でも実際のフィリップ殿下は、この時「王配」という資格は与えられていなかったようです。

「ウィンザー家」「神の御業」。
国王の崩御で、兄のウィンザー公ことエドワード8世がアメリカから帰国します。国民は大歓迎しますが、人妻ウォリスと恋をし王座を捨てた彼を許すものは王室にはいません。フィリップはエリザベスが戴冠後も自身が改装した「クラレンスハウス」に住み、夫の姓であるマウントバッテンを妻や子供たちが継ぐことを望んでいました。それを聞いたチャーチルは、ウィンザー公に説得を依頼します。
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「板挟み」「スキャンダル」。
パリにいるウィンザー公は、母のメアリー王太后の見舞いにやって来ます。そこでエリザベスの戴冠式に妻も出席できないか打診しますが、拒否され自分も出席しないと激怒します。その時メアリー王太后が崩御されたとの連絡が入ります。エリザベスの戴冠式をまったく新しいものにしようと張り切るフィリップは、TV局の中継を入れ労働組合や実業家を招待しようとします。TV中継には賛成したエリザベスですが…。
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「知識は力なり」「誇りと喜び」。
幼い頃から憲法や裁縫などの学習機会はあったものの普通の教育を受けていないエリザベスは、政治家たちの話を理解できず悩んでいました。そこで大学の教授を家庭教師に雇います。折しもアイゼンハワーと会談をしようとするチャーチルは、外相のイーデンを派遣しようとしますが彼が病に倒れ、自身も体調不良で飛行機に乗れません。そこでエリザベスに頼んで、アイゼンハワーをバッキンガムに招待することにします。
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「暗殺者たち」「栄光の女王」。
80才になるチャーチルは、両院から肖像画をプレゼントされることになります。描くのは前衛芸術家グラハム・サザーランドと決まり、彼はチャーチル宅に通います。誕生日になり、肖像画の除幕式をしたチャーチルは、その絵に老いぼれた自分が描かれているのにショックを受けます。一方エリザベスは自分の競走馬の進退を、幼馴染みのカーナヴォン伯爵ポーチーに相談します。
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1話1話その時の重大事件が描かれていて、わかりやすくておもしろかったです。
女王様のご主人って、生活がおもしろくないんだろうなぁ…。

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