ザ・クラウン2 誤算、男の世界、リスボン、2人だけの秘密、操り人形、暴かれし過去、結婚の儀、親愛なるケネディ夫人、父として、謎の男

「ザ・クラウン」のシーズン2です。

「誤算」「男の世界」。
5ヵ月間の外遊に出発するフィリップに映写機を渡そうとしたエリザベスは、鞄の中にガリーナ・ウラノワというバレリーナの写真を発見します。イーデン首相はスエズ運河を掌握したエジプトのナセル大統領に反撃するため、イスラエルを動かして砲撃させます。話を聞いたエリザベスは「君主はいつでも首相を支持する」と言って、渋々事実を承認します。
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フィリップ殿下って、かなりな女好きなのですね。ちょっとイメージ違ったなぁ。
仲の良いご夫婦だと思っていましたが、皆虚像と実態は違いますね。

「リスボン」「2人だけの秘密」。
フィリップの親友で秘書のマイク・パーカーは、妻に離婚を突きつけられます。普段から家庭を顧みないのに、ランチクラブでの浮気、外遊中の大はしゃぎなど理由はたくさんありました。スキャンダルが起きてすぐ、フィリップはマイクを解雇します。しかしマスコミはランチクラブの実態などを取材して、フィリップにも疑惑の目を向けます。
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男性って、やっぱり権力の上下関係が必要なんですね。フィリップはこれで、正式な王配になりました。

「操り人形」「暴かれし過去」。
ジャグアーの工場で、マイケルが作った原稿を淡々と読み上げるエリザベス。内容に「庶民」という見下した言い回しがある事に気づきません。そのスピーチを聞いたオルトリンハム卿は、王室への不満を新聞にぶちまけます。その後TVにも出演し、オルトリンハム卿は時の人になります。エリザベスはオルトリンハム卿に直接会い、王室の改善点を聞きます。そして王室は少しずつ変わって行きます。
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「結婚の儀」「親愛なるケネディ夫人」。
昔愛したタウンゼントが、お互い結婚しないと約束したにも係わらず19才の女性と結婚するという手紙を読み、動揺するマーガレット。タウンゼントより早く結婚したい彼女は、アンソニーとの結婚を急ぎます。アンソニーも母の前夫の子供という境遇のため、爵位を持っている弟への劣等感を抱えていました。数人の女性たちだけでなく男性との交際もあるアンソニーのことをエリザベスは心配しますが…。
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「父として」「謎の男」。
フィリップは息子のチャールズを、スコットランドのゴードンストウン校に寄宿させようとします。そこはフィリップの母校で、彼は一期生なのです。チャールズの繊細さを心配するエリザベスは、イートン校へ入学させようとしてその決定をチャールズも喜びますが、フィリップは納得しません。フィリップはゴードンストウン校での経験が強い自分を育て、チャールズもそうなると信じていました。
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前途多難なイギリス王室。エリザベスの心配は尽きません。
フィリップはこれで態度を改めるのか…、ちょっと疑わしいところもありますね。
次シリーズに続きます。

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