正倉院SHOW 谷町
お盆の時に、大阪歴史博物館の「正倉院SHOW」に行って来ました。
ここには、本物はありません。本当の正倉院展は、奈良国立博物館で10〜11月に開催されます。
聖武天皇の繊細な筆使い。神経質な面があったのでしょうか。
妻の光明子の筆跡。さすが藤原不比等の娘さんです。
螺鈿紫檀五絃琵琶。レプリカです。
裏も美しい。
螺鈿箱。螺鈿箱の中には、下のベルトが納められていました。
紺玉帯 残欠。ラピスラズリで飾られています。
天平宝物筆。大仏開眼の時に用いられた筆。
「酔胡王面」。
宝物庫。
金銀鈿荘唐大刀。
瑠璃杯。
銀薫炉。
蘭奢待です。足利義政、織田信長、明治天皇などが切り取った「黄熟香」。
雅名「蘭奢待」の字の中には「東」「大」「寺」という文字が入っています。
東大寺へのリスペクトですね。
この香りを嗅ぐために、やって来たようなものです。よい匂い過ぎて、何度も嗅いじゃいました。
もちろん高砂香料の調香師の方が、再現した香りです。品のよい甘い香りがします。
芸術家の方々が、正倉院に因んで寄せた作品。
大阪城が見えます。秀吉は、蘭奢待に興味がなかったのかな。
帰る頃には、チケット売場はいっぱいでした。
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